カナダ空軍のジェット練習機CT-144チューターが、1963年10月29日に初デリバリーされてから半世紀が経ちました。2014年には運用開始50周年にあわせた公式のセレモニーが開催されます。CT-144は1971年からカナダ空軍のデモンストレーション・チーム「スノーバーズ」で使用されています。
CT-144はカナディア(1986年ボンバルディアに買収)が開発・生産した単発のジェット練習機で、1967年までに190機が生産されました。カナダ空軍で練習機として使用されましたが、2000年からはCT-156ハーバードIIとCT-155ホークに置き換えられ、現在ではスノーバーズとテスト飛行用に維持されています。
カナダ空軍ではスノーバーズの重要性を認識しており、2020年までCT-144の使用を予定していますが、コストとの兼ね合いもあり決定はされていないようです。
スノーバーズは10月18日に、ホームベースのサスカチュワン州ムースジョーでショーを行い、43シーズン目の活動を終えています。