国交省、JALへの羽田発着枠配分の是正要求認めず

国交省、JALへの羽田発着枠配分の是正要求認めず

国土交通省は11月5日、2014年に増枠される羽田空港の国際線発着枠に関する日本航空(JAL)からの申し入れに対する回答を行ないました。回答では、ANA11枠/JAL5枠の配分は見直さないとしています。

配分の考え方について、日本航空への公的支援等の結果、他の航空会社との間において大きな体力差が生じてきたため、航空会社間における競争環境に不適切な歪みが生じつつあるものとし、このままJALが新規投資・路線開設などを行うと、市場の健全な競争環境の確保、利用者利便の増進が困難であるとの考えを示しています。

2014年増枠される羽田空港の国際線発着枠は、従来の大手2への均等配分ではなく、ANA11枠/JAL5枠の傾斜配分が実施されるようです。

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