関空、2014年3月から第1旅客ターミナルビルをリノベーション

関空、2014年3月から第1旅客ターミナルビルをリノベーション

関西国際空港は第1旅客ターミナルビルの大規模リノベーションに着手します。工事は2014年3月中旬に着工、2015年3月末までの約1年間、実施する予定です。今回のリニューアルは2010年に実施した国際線出国エリア内の再開発「KIX エアサイドアベニュー」以来で、この改修では商業施設だけでなく、施設の機能改修も行う開港以来、初めての大規模改修です。関空では2014年9月4日に開港20周年を迎える節目の時期にあたることから、日本の玄関口としてふさわしい空間の創出、さらなる価値の向上を目指すとしています。

改修では工期中に館内のトイレ、ベビールームを順次改装し、4階と2階の待合椅子を順次更新し、モバイル用の電源設備を配備し、現在の旅客ニーズに対応。3階免税エリア北側にはラウンジ、シャワー施設を新設するなど設備を充実します。

さらに、南北中央の3ヶ所に分かれている団体カウンターを南北に集約し、中央に両替所、ATM、ビジネスセンターなどのサービス施設を集約、4階の店舗や施設を再配置し、利便性や機能性の向上を図ります。特に4階の免税エリアを拡大し、大型の免税店を新設するほか、24 時間対応のコンビニエンスストアを4階、2階に新設します。

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