ニュージーランド航空は2013年11月7日、アジア拠点の航空会社へ「スカイカウチ(Skycouch)」シートのライセンス契約を締結したと発表しました。この契約は2014年まで発表されない秘密保持契約が結ばれており、「アジアの大規模な航空会社」のみの発表です。
「スカイカウチ」は、ニュージーランド航空が2011年から投入した777-300ERのエコノミークラス。窓側3席で横になることができる同社開発のオリジナルのシートで、37列目から46列目のABC、HJKのシートが対象。座席前面にある折りたたみ式のシート部分を広げ、大人2人が横になって過ごすことができます。
この「スカイカウチ」をニュージーランド航空以外に提供する初めてのライセンス契約で、ニュージーランド航空がこのシートを市場に独占的に提供する期間はこれで終了となります。なお、ニュージーランド航空はこのライセンス契約を機会に、他の航空会社への提供も積極的に行うとしています。
ニュージーランド航空のスカイカウチは777-300ERに加え、787-9にも導入が発表されています。