ルフトハンザ・テクニークは、2013年末に787VIP機を初めて引き渡しする予定です。この準備について順調に進んでおり、技術的サポートを含む全ての準備は完了していると発表しました。ドバイ・エアショーにあわせ2013年11月18日に明らかにしました。ルフトハンザ・テクニークは2014年、2015年にかけて、ハンブルク工場で787VIP改修機の製造を手がける予定で、複数の顧客と交渉を進めているとしています。
ルフトハンザ・テクニークは民間航空会社5社と787のサポート契約を締結しており、そうした知見に基づき、787VIP機についてもエンジニアリングから、VIP仕様の完成と技術的なサービスの提供ができるとアピールしています。
特に787は航空機部材にCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を使用した機種で、客室に導入されるVIP仕様の設備などのノウハウは747-8を含め、高い技術的な蓄積があるとしています。
なお、ルフトハンザ・テクニークは787VIP機に加え、2014年半ばに引き渡しされる747 -8のVIP改修にも取り組んでいます。