スペイン空軍は、現有のボーイング707給油機をリプレイスするため、エアバスA330 MRTT(Multi-Role Tanker-Transports : 多目的空中給油・輸送機)の導入を検討しています。2013年12月3日、Aviation Weekが報じています。
しかしスペイン空軍には予算がなく、王室専用機のA310の買い替えやA400M導入などの案件もあり、欧州防衛機関(EDA : European Defence Agency)の後押しを期待しています。
限られた戦闘機を有効に使うためや、人道支援などで遠隔地に大量の物資を輸送するために大型の空中給油・輸送機の導入が世界的に流行しているようです。