アメリカン航空とUSエアウェイズ、合併手続きが完了 単一運航の準備へ

アメリカン航空とUSエアウェイズ、合併手続きが完了 単一運航の準備へ

​​アメリカン航空の親会社、AMRコーポレーションとUSエアウェイズ・グループは2013年12月9日、正式にアメリカン航空グループとなり、合併が完了したと発表しました。新生アメリカン航空は、世界50ヶ国以上、10万人以上のスタッフ、330地点へ1日6700便を運航する航空会社となります。

合併により、USエアウェイズは2014年3月30日にスターアライアンスを脱退、2014年3月31日にワンワールドに加盟します。

なお、アメリカン航空とUSエアウェイズは当面は別々の航空会社として運航します。アメリカの航空会社の合併は最近では、ノースウエスト航空とデルタ航空、コンチネンタル航空とユナイテッド航空の事例があり、これらでも1年から2年と時間がかかりましたが、アメリカンとUSエアウェイズの合併も同一の運航許可を得るため、およそ18ヶ月から24ヶ月かかる見込み。予約システム、マイレージプログラムは、将来的に統合されますが、それぞれのシステムの統合作業が行われるまでは別々に予約することが可能です。

なお、両社はコードシェアを行うほか、アメリカのハブ空港9つを利用した接続、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空、フィンランド航空との大西洋事業、日本航空(JAL)とカンタス航空との太平洋路線の共同事業への組み込みが可能になります。

合併の詳細は順次、発表される予定です。

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