海上保安庁は2013年(平成25年)度の補正予算230億円の内容を発表しました。このうち、ヘリコプター搭載型巡視船の1隻について、延命・機能向上を行う新規予算として15億円を確保しています。
このほか、1,000トン型巡視船の新規6隻分として104億円、1,000トン型巡視船予備措置船2隻分の建造前倒しとして34億円などが配分されています。
海上保安庁では尖閣諸島周辺海域で常時5隻程度で徘徊する中国公船に適切に対応するため、大型巡視船14隻相当による専従体制の確立を着実に推進することで、領海警備に万全を期す体制をめざしています。