アメリカ空軍三沢基地のPACAF F-16デモチーム、エアショーへ準備完了

アメリカ空軍三沢基地のPACAF F-16デモチーム、エアショーへ準備完了

ニュース画像 1枚目:アメリカ空軍三沢基地のPACAF F-16デモチーム
© USAF Misawa
アメリカ空軍三沢基地のPACAF F-16デモチーム

アメリカ空軍三沢基地は2013年12月16日、F-16デモチームが再認証され、展示飛行の準備が整ったと発表しました。

三沢基地のPACAF(太平洋空軍)F-16デモチームは、アメリカ空軍唯一のF-16単機によるデモンストレーション・チームです。アメリカ本土のデモチームはおもにリクルーティングのツールと考えられていますが、PACAF F-16デモチームは太平洋地域諸国との関係を強化する外交ツールであるところがユニークな存在です。

デモチームは2013年3月以降予算削減のため飛行できませんでしたが、2014会計年度で予算が復活したため訓練を再開し、9回の飛行訓練で11月27日に第35戦闘航空団(35FW)司令の認証を得ました。パイロット1名と安全管理士官4名、整備士8名のチームが準備完了となりました。

デモパイロットのライアン・ウォーレル大尉によると「F-16パイロットの最優先任務は敵防衛網制圧(SEAD)戦闘の準備であって、デモフライトはひと月に1回か2回の追加任務に過ぎない」そして「ショーではF-16の驚異的な機動性とパワーを強調している。PACAFを代表できて光栄だ」と語っています。

三沢のPACAF F-16デモチームは、例年5月の岩国基地オープンハウスが最初のショーとなりますが、それ以前にもアジア・オセアニア地域のエアショーへ出張するかもしれません。

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