ドイツなどヨーロッパを中心に世界各地に感染者が出ている腸管出血性大腸菌「O104」の対応でアメリカン航空はヨーロッパ発の機内食でサラダ提供を取りやめている。機内食のほか、ヨーロッパのアドミラルズ・ラウンジでの提供も中止している。
このほか、各社の機内食を担当しているLSGスカイシェフでも6月中旬ごろまで、サラダの代替品の対応をすると伝えられている。日本航空(JAL)、全日空(ANA)とも対応を発表、各国でも輸入禁止などをとっている。また、スリランカ航空はヨーロッパ発便で「安全が確認できるまで」生野菜の取扱いを中止すると広がりをみせている。