アグスタ・ウエストランドは2013年12月19日、ノルウェーから全天候救難ヘリコプターとして16機のAW101を受注したと発表しました。
機体16機とトレーニング、サポートを含む契約総額は約10億ポンドで、さらに6機を追加購入するオプションも含まれています。
AW101は海上自衛隊もMCH-101として採用している3発エンジンの大型ヘリコプターで、3発機の安全性と完全な防氷システム、長距離飛行能力、耐久性、オイルが漏れても30分の飛行が保障されるギアボックスなどが評価されました。
ノルウェー向けのAW101には、AESA監視レーダーシステムを含む先進の捜索救難機器と、4軸オートパイロット、2組のレスキューホイスト、サーチライト、電子光学装置を搭載し、立って作業できる広いキャビンと大きなカーゴドアにより救難作業が容易に行えます。
機体はイギリスのヨービル工場で生産され、2017年から20年までにノルウェー空軍へ納入されます。