アメリカ空軍博物館に最も古いCV-22オスプレイが到着

アメリカ空軍博物館に最も古いCV-22オスプレイが到着

ライト・パターソン空軍基地に隣接する国立アメリカ空軍博物館にCV-22オスプレイが到着しました。このCV-22はアメリカ空軍に導入された最も古い機体で「S/N 99-0021」です。

もともとはアメリカ海軍向けに製造されたものですが、2005年に空軍仕様のCV-22Bに仕様変更され、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地を拠点にテスト飛行が行われていました。新しいソフトやハードウェアの改良を行うATA(Additional Test Asset)を行う特別仕様で、エドワーズ空軍基地では200回をフライトし、その後、2007年にハールバート・フィールドで400回以上のテストフライトが行われました。

このオスプレイの公開は博物館に新たな格納庫が建設される際に公開される予定です。展示までの期間は博物館のレストアエリアに保管され、博物館の裏側を見ることができるビハインド・ザ・シーン・ツアーで見学することができます。

ちなみに新たな格納庫は2014年春に着工、2015年夏に竣工、公開は2015年末の予定です。オスプレイの一般公開も2015年末ごろとなりそうです。

メニューを開く