日本貨物航空、容積利用率向上したOne-Pallet 96Airの運用を開始

日本貨物航空、容積利用率向上したOne-Pallet 96Airの運用を開始

日本貨物航空(NCA)はメイジエと共同開発した「One-Pallet 96Air」の運用を開始しました。木材スキッドに代わる新たな航空貨物積み付け補助資材で、HDPEプラスチック製のネスティングフレーム脚部と撥水ダンボールを組み合せたハイブリッド構造で軽量化、高剛性を実現したもの。100%リサイクルが可能な素材を使用し、環境に優しい仕様です。

「One-Pallet 96Air」は縦1200ミリ、横1000ミリのサイズで、96インチ航空PMC ULDに6枚の完全積載でPMC外径幅いっぱいの貨物積載を実現したもの。

これにより、747貨物機ではメインデッキ室搭載の貨物荷姿、高さ約300センチでPMC内径での積付と比べ、約1.1立方メートルの容積利用率向上がはかれています。

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