FAA、無人機の民間利用で6団体の試験飛行を承認

FAA、無人機の民間利用で6団体の試験飛行を承認

アメリカ連邦航空局(FAA)は2013年12月30日、無人機システム(UAS)の民間利用について6団体を研究目的の試験飛行を承認しました。24州の25団体から申請を受け、10ヶ月にわたり研究を行う団体を審査していたもので、2017年2月13日まで試験が各地で実施されます。

対象6団体はアラスカ大学、ネバダ州、ニューヨーク州ローマ市近くのグリフィス国際空港、ノースダコタ州商務省、テキサスA&M大学、バージニア工科大学です。

アラスカ大学は7つの気候帯のテストサイトを利用する地理的多様性が評価されているほか、監視やナビゲーションの開発などを行います。ネバダ州ではUASの基準、運用に加え、運航者の基準、認定要件を特定。グリフィス国際空港はテスト飛行、評価と同様にFAAの安全監督の下で検証プロセスの開発に取り組みます。

ノースダコタ州商務省は、UASの耐空性データの開発、テキサスA&M大学は運用や安全要件、バージニア工科大学はUASの故障モードでのテスト実験を行い技術的なリスクを評価します。

FAAはそれぞれ安全なテスト環境で試験を実施することを行うため、安全基準を遵守しているか監視します。

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