アラブ首長国連邦のRAKエアウェイズは2014年1月1日、運航を停止しました。同社の発表では運航コストの増大、市場環境の悪化、運航エリアの情勢不安定などをあげていますが、特に財務状況の悪化が大きいと見られます。
RAKエアウェイズはラスアルハイマ国際空港発着でドーハ(カタール)、ペシャワール(パキスタン)、イスラマバード(パキスタン)、ラホール(パキスタン)、ジェッダ(サウジアラビア)、リヤド(サウジアラビア)、カリカット(インド)、カトマンズ(ネパール)線を就航していました。
RAKエアウェイズは2007年11月から運航を開始し、2008年12月に世界金融危機を契機に運航を一時停止し、2010年9月に再び運航を再開していました。2013年12月末現在の保有機材はA320の2機です。