航空会社の各種サービスをランキングする「AirlineRatings.com」は2013年の安全性で最も信頼できる航空会社10社を発表しました。
これによるとベスト10には全日空(ANA)をはじめ、カンタス航空、ニュージーランド航空、エミレーツ航空、エティハド航空、キャセイパシフィック航空、シンガポール航空、ヴァージン・アトランティック航空、エバー航空、ロイヤル・ヨルダン航空が選ばれています。なかでもカンタス航空は1951年から、航空機事故に伴う死者を出していない航空会社で、その安全性は知られています。
調査は448社を対象に調査し、このうち137社は安全性が高い7つ星の評価ですが、3つ星以下は50社ほどあるとしています。
このうち、星の獲得が低い航空会社も紹介しています。中央アジア、アフリカ、インドネシアの航空会社が星の獲得が低く、利用を考える場合があれば、別の航空会社が運航しているか、または近々の運航状況などより多くの情報収集が必要です。
ちなみに、格安航空会社(LCC)で勢力を拡大しているライオン・エアもこのランキングでは低い星の獲得です。
■AirlineRatingsによる安全の星付け
<1つ星>
カム・エア(アフガニスタン)
スキャット・エア(カザフスタン)
ブルーウイング・エアラインズ(スリナム)
<2つ星>
アリアナ・アフガン航空(アフガニスタン)
ダーロ航空(ジブチ)
エリトリア航空(エリトリア)
ライオン・エア(インドネシア)
メルパチ・ヌサンタラ航空(インドネシア)
スシ・エアー(インドネシア)
バガン航空(ミャンマー)