カンタス、2011/12年のオーストラリア国内線の増便を一部撤回

カンタス、2011/12年のオーストラリア国内線の増便を一部撤回

カンタス航空はオーストラリア国内線での増便計画などを撤回、今後の2年間の機材更新計画などを修正し、年間8%増の供給量を5.5%増に抑える。オーストラリアでの報道によると、原油高や需要減が影響していると報道されている。さらに、オーストラリア国内線の競争もヴァージン・オーストラリアがプレミアム路線に展開し、激しくなっているとみられる。

カンタスの主な施策は、(1)2010/11年度の後半は1億オーストラリアドルを当初の計画から削減、(2)2011/12年度は3億オーストラリアドルの出費抑制、(3)機材のリース計画で3億オーストラリアドルの出費抑制。合計7億オーストラリアドル(約595億円)の費用を抑える。

カンタス・グループでは2011/12年度に受領する予定の機材数は計画の修正で34機になる。修正前の計画では43機の受領を予定しており、9機分を削減した。なお、カンタス・グループは12機のナローボディ機をキャンセルしており、このうち3機は2010/11年度に受領する予定の機材だ。

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