エアバス・グループは2014年1月21日、アメリカ沿岸警備隊(USCG)に、16機目のHC-144Aオーシャンセントリーを納入したと発表しました。HC-144Aは、現在29ヶ国で235機以上が運用されているCN235戦術輸送機のUSCG向けバージョンで、2014年に3機納入する予定の最初の1機です。
納入されたHC-144Aは、マサチューセッツ州ケープコッドかアラバマ州モバイル、フロリダ州マイアミの基地に配備されます。USCGでは、2014年にテキサス州コーパスクリスティーにもHC-144Aの基地を設置する予定です。
USCGは36機のHC-144を配備する計画を立てていましたが、空軍で不要となったC-27Jスパルタンを14機引き取ることが昨年末に決まり、HC-144の購入機数にも影響が出ると思われます。