「飛行機を間近に楽しめる」空港として知られるセント・マーチン島のプリンセス・ジュリアナ国際空港ですが、空港が間近にあるからこそ事件が発生してしまいました。
地元のThe Daily Heraldによると、この事件は2014年1月14日、KLMオランダ航空の747-400が着陸後、タクシング中に右旋回のところを誤って左旋回。これにより、17台の自動車がジェットブラストの直撃を受け、車の窓ガラスが割れたそう。地元紙ではその被害にあった車の写真も掲載しています。
被害にあった自動車は滑走路そばにあるホテルのメアリーズ・ブーン(Mary's Boon)やカラクター・ビーチ・バー(Karakter Beach Bar)に駐車していたもの。幸い、ジェット噴射の直撃による人への被害はありませんでした。
このKLMは滑走路10から着陸。その後に転回してターミナルへ向かう際に、方向を謝ったためこの出来事が発生してしまった様です。
プリンセス・ジュリアナ国際空港では滑走路10エンドにあるビーチで、多くの人がこのジェットブラストを楽しみますが、1つ間違うだけで大きな事件になってしまう威力があるもの。一生に一度は行ってみたい空港でもありますが、その時に楽しむジェットエンジンを楽しもうと近寄りすぎず、十分に飛行機の動きに注意しておくことも大切なようです。