ボーイングはパリ・エアショーで展示するB747-8F型で、ワシントン/パリ間のフライトでバイオ燃料を使用した大西洋フライトを行う予定だ。バイオ燃料での大西洋横断フライトは初めて。「カメリナ」の種子から絞った油をバイオ燃料として、燃料の15%を利用し、のこり85%を従来のジェット燃料「Jet A」を使う。
大西洋のフライトはボーイングのパイロット2名とカーゴルクスのパイロット1名がボーイング社が形容する「歴史的フライト」に乗務。パリ・エアショーでの展示のあと、6月22日にルクセンブルグに向けてフライトする。B747-8F型はカーゴルクスに今夏の納機が予定されている。