ボーイング747-8
ボーイング747-8 航空機ガイド
ボーイングが製造した747-8に関する航空機(飛行機)ガイドです。 航空ファンなら気になる747-8に関する製造航空機(142機)、ニュース記事(242本)、飛行機写真(航空フォト:27,592枚)、搭乗記・口コミ(34件)、航空イベント(3件)を提供しています。
ボーイング747-8について
ボーイング 747-8は、「ジャンボジェット」の愛称で知られるボーイング747の最終モデルです。2010年2月に貨物型の747-8F(フレイター)、2011年3月に旅客型の747-8IC(インターコンチネンタル)がそれぞれ初飛行しています。
貨物機からデリバリーが開始されており、2011年10月12日にカーゴルクスへ引き渡しされ、旅客機は2012年4月25日に「D-ABYA」が納入されました。日本では日本貨物航空(NCA)が747-400Fの後継機として、2012年7月から受領しています。旅客便の日本就航は、羽田/フランクフルト線を運航するルフトハンザ・ドイツ航空が初めてでした。
747シリーズなど消費燃料の点から4発エンジンの大型機が苦境になりつつあるものの、アメリカ政府は大統領専用機として747-200ベースのVC-25Aの更新として、747-8を選定しました。アメリカ空軍は2018年にボーイングと契約を締結し、平時から緊急時まで対応可能な能力を装備します。改修は2020年3月に開始、2024年には作業を完了します。
747-8は、ボーイングが開発した中型機の787で採用されたGEnxエンジンを搭載しているほか、主翼の翼端はレイクド・ウイングチップに改良されています。全長は76.3メートル、全高は19.4メートル、翼幅は68.5メートルで、3クラス構成では467席、2クラス構成では581席仕様となります。
747-8の運航コストは、747-400と比べると1フライトあたり2%、シートマイルで約13%低減、エアバスが開発した大型機「A380」と比べると1フライト当たりで21%、シートマイルで6%、コストを軽減するなど、経済性に優れています。
初飛行日 2010年2月8日(747-8F)、2011年3月20日(747-8IC)
座席数 467〜581席
航続距離 14,815km(747-8IC)、8,275km(747-8F)
製造機数 137機
製造終了年 製造中
ローンチカスタマー ルフトハンザドイツ航空(747-8IC)、キャセイパシフィック航空(747-8F)
日本で使用した航空会社 日本貨物航空(NCA)
目次 contents
ボーイング747-8 投稿・登録状況
ボーイング747-8 記事
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ボーイング747-8 航空フォト(飛行機 写真・画像)
ボーイング747-8 搭乗レビュー
ボーイング747-8 過去のイベント情報
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