航空機整備を行うMRO Japanと日本貨物航空(NCA)は、NCAが所有するボーイング747-8F型機の整備基本契約を2024年1月10日に締結しました。
MRO Japanでは2023年10月に747-8Fの整備事業認可を取得済みで、1月30日(日)より成田空港にて整備士を派遣し整備を開始する予定です。担当するのは、定期整備の中でも「A整備」と呼ばれる、エンジン・タイヤ・ブレーキなどの動翼関係、収納部、胴体、客室の状態点検を行います。NCAでは約1~2か月に1度のスパンで実施している整備です。今回はこれに加えてエンジン交換も行います。
同社ではボーイング737・767・777・787シリーズ、エアバスA320シリーズ、DHC-8-400シリーズの整備事業認可を得ており、747-8Fで7機種目です。現在、全日本空輸(ANA)、スカイマーク、AIRDO、スターフライヤー、香港航空、スターラックス航空をはじめとした国内外の航空会社の整備事業を行っています。今後、NCAとも航空産業の発展に向けた取り組みを進めていくとしています。