カナダ空軍のCT-156練習機が墜落、乗員2名は脱出して無事

カナダ空軍のCT-156練習機が墜落、乗員2名は脱出して無事

2014年1月24日13時50分ごろ、カナダ・サスカチュワン州ムースジョー第15航空団基地近くに、カナダ空軍のCT-156ハーバードII練習機が墜落し、乗員2名が緊急脱出しました。乗員2名は着地後歩いて現場を離れ、医療スタッフの診察を受けました。

機体はムースジョー基地の南約5.5キロの地点に墜落し、安全が確保されるまで一帯は封鎖されました。パイロットは安全に着陸することが不可能と判断して、緊急脱出しました。事故原因は不明で、第15航空団は飛行を中止しています。

CT-156ハーバードIIは、T-6テキサンIIのカナダ空軍における名称で、元をたどるとピラタスPC-9ターボプロップ練習機です。この種の練習機にしては珍しく射出座席を備えています。カナダ空軍ではイギリス流に「ハーバード」と呼んでいます。

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