F-35ソフト問題、開発責任者が対応済みと反論

F-35ソフト問題、開発責任者が対応済みと反論

アメリカ国防総省幹部がF-35計画の13カ月遅延の可能性をレポートした問題に対して、同じ国防総省のF-35計画事務室のクリス・ボグダン空軍中将は2014年1月24日「海兵隊がF-35Bを運用開始するためのソフトウェア開発にレーザー光線をフォーカスした」とロイター通信に語りました。

ボグダン中将は昨年、総額3,920億ドルの計画で第1のリスクとなるソフトウェア開発に重点をおくため、F-35計画事務室を再編成していました。Block 2BソフトウェアやF-35の整備・運用コストを削減するソフトウェアの進捗状況を監視する人たちを「皇帝」と名付けたりして最優先で開発を進めています。

そして、海兵隊がF-35Bの初期運用能力(IOC)を獲得するために必要な「Block 2Bソフトウェアが、時間内に完成することを確信している」と同中将は語っています。アメリカ海兵隊も2015年7月のIOC獲得のスケジュールを変更していません。

F-35を導入予定のオランダ、ノルウェー、日本なども、冷静に成り行きを見守っています。

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