元祖LCCのサウスウェスト航空、7月から初の国際線就航へ

元祖LCCのサウスウェスト航空、7月から初の国際線就航へ

アメリカの格安航空会社(LCC)、サウスウェスト航空は2014年7月1日から、初めての国際線に就航します。サウスウェストはエアトランを買収、統合を進めているため、すでにコードシェアで就航していますが、自社便として運航するのはこれが初めてとなります。

7月1日から就航するのは7路線。アトランタ発着でオラニエスタッド(アルバ)、モンテゴベイ(ジャマイカ)線、ボルティモア発着でオラニエスタッド、モンテゴベイ、ナッソー(バハマ)線、オーランド発着でオラニエスタッド(アルバ)、モンテゴベイ(ジャマイカ)線です。

また、今後、エアトランが運航する国際線も順次、サウスウェスト航空が引き継ぎますが、2014年末までは現在のままエアトランが運航します。

最近のLCCはすぐに国際線に進出しますが、サウスウェストは1971年6月の設立から40年をすぎてから初めての国際線進出となります。アメリカ国内線だけでヨーロッパやアジアと同規模の市場があり、これまで国際線就航は必要としなかったこともここまで遅れた要因の1つかもしれません。

LCCの元祖であり、老舗のサウスウェストですが、今後の国際線展開では最近のLCCに学ぶところがあるのかもしれません。

期日: 2014/07/01から
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