エアバス・ヘリコプターズ、2013年は497機を納入 民間機市場の46%

エアバス・ヘリコプターズ、2013年は497機を納入 民間機市場の46%

エアバス・ヘリコプターズは2014年1月28日、ユーロコプターとして2013年に497機のヘリコプターを引き渡したと発表しました。防衛部門を除く官公庁、民間市場での市場シェアは46%となっています。また、民間機部門55%、軍用機部門45%のシェアで、製品とサービスの売上高比率は、製品販売が58%、サービスが42%でした。

ユーロコプターは20年の歴史をエアバス・ヘリコプターズとして衣替えをしています。2014年のスタートにはすでにEC175の型式証明の取得作業を終え、スタートしています。

エアバス・ヘリコプターズは最重要事項として、製品の完成度を高めることを掲げています。効率的なサポートとサービス、最高レベルの任務遂行能力、高い信頼性を提供することとしており、業務改善手法を取り入れ、常に変革していくとしています。

なお、エアバス・ヘリコプターズはEcureuilファミリーですでに搭載しているデータ・モニタリング、コックピット・イメージング・システムVision1000の装備について、EC130T2でも2014年から提供する計画です。

また、この12ヶ月の重要な項目として、近くヨーロッパ航空安全庁(EASA)から得られる見込みのEC175の型式証明とその納入としています。EC175は、安全性と操作性を高める最先端のアビオニクス「Helionix」を装備した初めての機体です。「Helionix」はEC145T2でも2014年に型式証明を取得し、ミリタリ用のNH90、Tiger、EC725の生産性向上も実施します。

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