エアバスは2014年2月10日、アエロフロートに初めてシャークレットを装備したA320を納入したと発表しました。機体記号(レジ)「VQ-BRV」で、これによりアエロフロートは、シャークレット付きのA320を運航するロシアで最初の航空会社になりました。
納入されたA320はCFM56エンジンを搭載し、ビジネス8席とエコノミー150席の仕様で、ロシアの有名な化学者アレクサンドル・ブートレロフの名を名付けられました。
シャークレットは軽量な複合材で製作された高さ2.4メートルの翼端デバイスで、長距離では4パーセント以上の燃費と排出ガスを改善します。
アエロフロートは1992年にロシアで初めてA310を運航し、2003年にはロシアで初めてA320を運航しはじめました。現在では90機のA320ファミリーと、22機のA330ファミリーを擁する地域最大のエアバス・ユーザーです。