ロールス・ロイスは2014年2月11日、トレント900エンジンで300万飛行時間を記録したと発表しました。トレント900はA380に搭載されているエンジンです。
このトレント900はA380のローンチカスタマー、シンガポール航空で2007年に初飛行。現在までにカンタス航空、タイ国際航空、マレーシア航空、中国南方航空、ルフトハンザドイツ航空、ブリティッシュ・エアウェイズの7社、60機に採用されています。また、A380発注済みの航空会社17社の11社に採用されています。
また、トレント900は現在、トレント900 EP2エンジンとして当初より燃費0.8%改善した新しいバージョンでヨーロッパ航空安全局(EASA)から認可を得ています。ロールス・ロイスでは今後、この新しいバージョンがA380のスタンダードになるとしています。
ちなみにスカイマークが導入するA380にもトレント900エンジンが搭載されます。