セスナ・エアクラフトは2014年2月18日、「サイテーション・ラティチュード(Citation Latitude)」のプロトタイプで初飛行を行ったと発表しました。公開された画像によると、機体記号(レジ)は「N3765L」です。
初飛行は、高度28,000フィート、マッハ0.6を記録。テストはフラップ、着陸装置、加圧システム、防氷機能、安定性、機体のコントロールを確認しました。
セスナでは初飛行は予想した性能を発揮し、進化したアビオニクス、キャビンの改善などすばらしい仕上がりになっているとコメントしています。
サイテーション・ラティチュードの航続距離は2,500海里、約4,630キロで、直行でロサンゼルスとニューヨーク間、またはシンガポールと北京間がフライトできます。乗員2名、乗客9名で高度43,000フィート、約13,000メートルまで23分で上昇。また、客室には新しいレキャクシステムを採用、コックピットにはガーミンのG5000アビオニクスを搭載しています。
予定では2015年第2四半期までに型式証明を取得する計画です。