ANA、東証から空運業で初の「なでしこ銘柄」に選ばれる

ANA、東証から空運業で初の「なでしこ銘柄」に選ばれる

全日空(ANA)などを傘下におさめるANAホールディングスは2014年3月3日、女性人材の活用を積極的に進める企業の1社として、東京証券取引所から「なでしこ銘柄」に選定されました。東京証券取引所が業種毎に女性の活躍についてスコアリング、評価を行っているもので、ANAは空運業で初の「なでしこ銘柄」となりました。

東京証券取引所は選定理由について、ANAの「キャリア相談室」の設置、「メンター制度」、「キャリアデザイン研修」などにより、女性が長期的、自律的にキャリアを描く支援をしていること、2013年末現在で女性の取締役執行役員が1名就任しているほか、女性管理職比率も9.8%まで上昇し、女性が組織の中核となって活躍できる会社づくりを進めていると評価。

また、仕事と家庭の両立サポートの面でも、早朝・深夜勤務、宿泊を伴う勤務と育児を両立させる支援策に「ベビーシッター育児支援割引制度」の導入、2012年から「配偶者海外転勤休職制度」、東京地域限定の「エリア型総合職制度」の導入など、働きやすい環境をつくる制度、仕組みの導入を評価しています。

ANAでは2014年2月、「ポジティブ・アクション宣言」により、2020年度までに「女性役員2名以上」「女性管理職比率15%」などの数値目標を掲げ、女性が組織の中核として活躍しやすい環境、風土の整備に取り組んでいるとしています。

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