エンブラエル、消費燃料を改善したERJ-175をロールアウト

エンブラエル、消費燃料を改善したERJ-175をロールアウト

エンブラエルはERJ-175の消費燃料を改善した初めての機体を、同社のサン・ホセ・ドス・カンポス工場で2014年3月12日、ロールアウトしました。主翼の翼端、システムの最適化、空力面の改良を加えた機体です。この機体は数週間以内に引き渡しされる予定です。

消費燃料を改善した初のERJ-175

エンブラエルが実施した性能試験では、従来のERJ-175と比べ6.4%の燃費減を記録し、予定されている性能向上の5%を上回りました。70席から90席クラスの航空機では最も低い運航コストを維持できる機体だと、エンブラエルではアピールしています。

この改良したERJ-175ではすでにリパブリック・エアウェイズ、ユナイテッド航空、スカイウェスト、アメリカン航空から177機の確定、 60機の再発注、277機のオプションを獲得しています。

これにより、次世代Eジェット、E175-E2の2020年ローンチまで効率的な燃費で運航できる機材を航空会社に提供していきます。

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