オーストラリア、ニュージーランドを拠点にする格安航空会社(LCC)、ジェットスターは2014年7月21日、オークランド/シンガポール線を運休します。ジェットスターは運休日以降に予約している旅客は全額返金、オーストラリア経由の旅程変更を受け付けるとしています。
この運休発表を受け、オークランド空港は失望したとコメントしています。オークランド空港では、ジェットスターは毎年100,000席の提供を減らし、85,000人の利用者を失うとしています。また、ニュージーランド観光にも大きな損失だとしています。
なお、ジェットスターはオークランド/シンガポール線を3年前に就航、現在はこの路線の収支が良くないとして運休し、他の路線で機材を運航します。
オークランド空港はこの運休について、シンガポール航空とニュージーランド航空の提携が国際線の競争環境に悪影響が及ぶ可能性があると指摘しています。