アメリカ空軍は2014年3月26日、オグデン・エア・ロジステックス・コンプレックス(ALC)で、初めてF-35の本格的なデポ改修作業を完了したと発表しました。
オグデンALCはF-35の乗員訓練が行われるユタ州ヒル空軍基地(AFB)に隣接する施設で、2013年9月にF-35が到着し機体寿命を延ばすための4つの構造的な改修作業を実施しました。
作業はオグデンALCの整備士30名と、ロッキード・マーティンの技術者17名により、主翼のルート・リブの取り替え、ステーション3/9の修正、ミッド・フェアリングの取り付け、エンジン前方マウントの改修が行われました。
改修作業後チェックが行われ、F-35は3月26日にネバダ州のネリス空軍基地へ向かいました。
すでに改修作業を行う2番目、3番目のF-35が搬入済みで、2014会計年度中に合計6機の改修作業が予定されています。オグデンALCは、これまでF-16とA-10の改修作業や修理、オーバーホールを実施してきました。今後はF-35の作業量が増えてきます。