住友精密工業、ANAから買収の長崎拠点の降着装置整備事業を開始

住友精密工業、ANAから買収の長崎拠点の降着装置整備事業を開始

住友精密工業は2014年4月1日、長崎県諫早市に拠点を置く「SPP長崎エンジニアリング株式会社 (略称:SPPNECO)」が、航空機降着装置整備・修理事業を開始したと発表しました。

SPPNECOは、ANAホールディングスと全日空(ANA)から、ANAコンポーネントテクニクスの長崎北工場で実施していた航空機降着装置の整備・修理事業を買収し、業務提携していたもので、計画通り4月1日に実行されたものです。

新会社は、ANAコンポーネントテクニクス長崎北工場で実施するANA保有機の降着装置のMRO事業を継承し、防衛省向け降着装置のMRO事業の一部を受託し、日本で唯一の官民対応の降着装置MRO事業者として事業を展開します。

また、すでに発表されている通り、ANAがローンチカスタマーとなる国産旅客機のMRJの降着装置は、住友精密工業が開発・製造し、MRJの運航開始にあわせ、降着装置の整備はSPPNECOが担当します。

期日: 2014/04/01から
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