サーブは、2014年4月4日、グリペンEにIRST(Infra Red Search and Track) を搭載して初めての試験飛行に成功したと発表しました。
IRSTは電波を発信することなく、パッシブに目標の熱源を探知・追跡することができ、ステルス機のような電波反射の少ない目標にも有効です。グリペンEは従来のグリペンのエンジンを強化し、航続距離を増やし、より多くの兵装を搭載でき、レーダーやアビオニクスの性能もアップします。
試験飛行では、新しいセンサーであるIRSTの機能や統合性が検証され、予定どおり進んでいます。