JAL決算、売上高は1.3兆円 国際線4,375億円 国内線4,874億円

JAL決算、売上高は1.3兆円 国際線4,375億円 国内線4,874億円

日本航空(JAL)は2014(平成26)年3月期連結業績(2013年4月1日~2014年3月31日)を発表、グループ連結売上高は前年度比105.7%の1兆3,093億円、営業利益は85.4%の1,667億円、純利益は96.8%の1,662億円となりました。

このうち、国際線旅客事業は107.6%の4,375億円でした。787の導入拡大をはじめ収益最大化、新シート導入促進による商品・サービスの向上といった施策を展開。国際線の供給は有効座席キロベースで前年同期と比べ3.3%増加、需要は有償旅客キロベースで4.0%の増加、有償座席利用率は76.5%と前年同期から0.5ポイント上昇しました。

国内線旅客事業は100.5%の4,874億円でした。需要喚起策を展開し、需要動向に応じた運航機材の需給適合を行い、収益性の向上を図りました。それにより、供給は有効座席キロベースで前年から1.8%増加、需要は有償旅客キロベースで3.2%増加し、有償座席利用率は64.0%と、前年同期から0.9ポイント上昇しました。

2015(平成27)年3月期連結業績は売上高1兆3,500億円、営業利益1,400億円、純利益1,150億円の予想です。羽田国際線発着枠が想定を下回り、既存路線で確実に収益を確保することに加え、他社の羽田発着路線と競合する成田発着路線で、サービス面で最高の商品、サービスを提供するとしています。なお、営業利益、純利益などが減少する予想は、円安による燃油費増が継続、拡大するため、営業費用675億円の増加を見込んだものとなっています。

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