カンタス航空は2014年9月29日から、シドニー/ダラス・フォートワース線にA380を投入すると発表しました。定期便路線では世界最長の路線にA380が投入され、機材は747-400ERからA380に機材変更され、大型機の世代交代の象徴となります。
カンタス航空はこの路線にA380を投入し、現在はデイリー運航のところ、火曜日を除く週6便運航に減便します。便数は減りますが、機材大型化により、供給座席数は10%増となります。
また、現在の運航経路も変更します。これは復路便のQF8便のダラス・フォートワース発ブリスベン経由、シドニー着ですが、直行便となります。
カンタス航空ではA380の稼働率をあげ、生産性を向上させるようA380の運航路線、スケジュールを変更しています。カンタス航空はすでに発表している機材見直し計画に基づいて、この路線でも機材変更を行います。
また、ダラス・フォートワース空港に就航するA380はエミレーツ航空とカンタス航空の2社となります。エミレーツは2014年10月1日から777-200LRを機材変更するもので、両社の機材はD15、D16ゲートを使用します。
ちなみに、カンタス航空は2014年5月はアメリカ大陸に就航してから、ちょうど60周年を迎える月です。当時の1954年5月、スーパーコンステレーションでシドニー/サンフランシスコ線による太平洋横断路線を運航しました。