エアアジア、インターポールと協力 パスポート盗難データベースで確認

エアアジア、インターポールと協力 パスポート盗難データベースで確認

エアアジアはインターポールと協力、「I-Checkit」を導入する最初の航空会社となりました。インターポールが2014年5月13日に発表しています。これにより、エアアジアの搭乗客の安全性が高まります。

エアアジア / インターポールと協力 チェックインカウンター

「I-Checkit」はインターポールが保有するパスポート盗難・紛失管理データベース(Stolen and Lost Travel Documents:SLTD)にアクセスでき、航空会社が搭乗客の確認作業でセキュリティ面の向上につなげることができるシステムです。インターポールのSLTDは167カ国4000万人のデータベースです。

2014年6月から開始し、このSLTDのデータベースへの照会は0.5秒未満に押さえられます。また、エアアジアがパスポートを確認する際、旅客のパスポート番号をはじめとする個人情報はインターポールに送信はされません。このため、エアアジアでは乗客の個人情報を守りつつ、安全性を高めることができるとしています。

エアアジア / インターポールと協力 チェックインカウンター 2

インターポールでは航空便にテロリストをはじめとする犯罪者が搭乗する場合、盗まれたパスポートを使用していることから、犯罪者から乗客を守る安全性を確保するため、パスポートのスクリーニングが必要だとしています。また、マレーシア航空のMH370便の消息不明事件では、盗難されたパスポートを使用して搭乗した旅客がいたことも報じられています。

メニューを開く