サウジアラビア空軍、A330MRTTがF-15の大西洋横断を支援

サウジアラビア空軍、A330MRTTがF-15の大西洋横断を支援

サウジアラビア空軍のF-15イーグル8機が、同空軍のエアバスA330MRTT 2機の給油を受けて初めて大西洋を横断し、レッドフラッグ2014に参加しました。エアバス・ディフェンス&スペースが2014年6月11日に発表しました。

A330MRTT 2機は、サウジアラビアからネバダ州ネリス空軍基地まで9,000海里(16,600キロ)の移動を支援し、スペインのモロン空軍基地とニュージャージー州マクガイア空軍基地間では、A330MRTT初めての戦闘機の大西洋横断支援でした。演習に参加した3週間後、同じ行程でサウジアラビアへ戻りました。

F-15はフライングブーム式空中給油を採用しているため、A330MRTT 2機は合計100万ポンドの燃料をフライ・バイ・ワイヤ・ブームで補給しました。

サウジアラビアは2013年2月からA330MRTTを3機配備し、さらに3機を追加発注しています。エアバス・ディフェンス&スペースは、配備1年あまりで実運用を可能にしたサウジアラビア空軍を賞賛しています。

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