ヴォルガ・ドニエプル航空、An-124-100ルスランで巨大ドリルを輸送

ヴォルガ・ドニエプル航空、An-124-100ルスランで巨大ドリルを輸送

ヴォルガ・ドニエプル航空は2014年6月16日、大型輸送機An-124-100ルスランを使い、ヤマロ・ネネツ自治管区にあるノーブイウレンゴイ空港から、サハ共和国西部にあるミールヌイのヴェルフネチョンスコエ油田に、全長24メートルもの巨大ドリルを輸送したと発表しました。輸送に使用した機体は「RA-82043」でした。

An-124-100 全長24メートルもの巨大ドリルを輸送 1

ヴォルガ・ドニエプル航空は「今回の輸送の成功により、特大の貨物輸送を担う専門家の世界的なリーダーとして、再びその能力を証明しました」と述べ、また油田側も「ヴォルガ・ドニエプルのチームは皆プロフェッショナルで、熱意があり、また機敏でした。トラブルや遅れを出すこと無く、この仕事を成し遂げてくれました」と述べています。

An-124-100 全長24メートルもの巨大ドリルを輸送 2

An-124-100はルスランの愛称で親しまれ、量産された輸送機の中では世界最大の航空機です。その能力を活かし、世界中で貨物の輸送に使われ、日本でも自衛隊のイラク派遣や東日本大震災での物資の輸送をはじめ、日本へも頻繁に飛来し、大型貨物輸送で活躍しています。

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