ボーイングは2014年6月16日、サウスウェスト航空が航空機のメンテナンスの効率を高めるため、「ボーイング・エアプレーン・ヘルス・マネジメント(AHS)」の導入を選択したと発表しました。
エアプレーン・ヘルス・マネジメントは航空機からリアルタイムで送られてくる航空機システムの状態を表すデータを基に、地上のシステムに保存されている過去の整備履歴、他社事例などのデ-タベースを利用し、必要な整備処置、マニュアルなどの情報を整備士に提供するシステムです。これにより、運航スケジュールの遅れ、メンテナンスに起因する遅れを最小限に抑えることができます。
このシステムを導入する航空会社は日本航空(JAL)を含め、今回のサウスウェスト航空で66社目となります。サウスウェスト航空では、737次世代機(NG)から、このシステムの運用を始めるとしており、対象は保有する737-700と737-800となります。