空母クイーン・エリザベス命名式に英国人パイロットがF-35Bで飛行

空母クイーン・エリザベス命名式に英国人パイロットがF-35Bで飛行

イギリス海軍は、2014年7月4日に開催する空母HMSクイーン・エリザベスの命名式に、イギリス人パイロットによるF-35Bのフライ・オフを実施すると発表しました。

パイロットは、アメリカで訓練を受けた3人のF-35パイロットのひとり、イアン ‘Tidders’ ティドボール海軍少佐で「クイーン・エリザベス級空母の飛行甲板で、F-35Bを見るまで待てない」と話しています。

ティドボール少佐は、コマンドー・シーキング・ヘリコプターのパイロットとして訓練を受け、後にシーハリアーに転換し1,300時間飛行しています。2006年のシーハリアー最終飛行にも参加しています。アメリカではカリフォルニア州チャイナレイクでF/A-18E/Fスーパーホーネットの運用試験に加わり、フロリダ州エグリン空軍基地の第501海兵戦闘攻撃訓練飛行隊(VMFAT-501)で訓練を受けました。

ティドボール少佐は、命名式に妻と3人の息子と参加したあとアメリカへ戻り、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地の第17試験評価飛行隊(17TES)に加わります。

イギリス軍は2020年までに空母でのF-35Bの運用を開始するため、2018年にマーハムで最初の飛行隊、第617飛行隊を再編成します。

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