BAEシステムズ、タイフーンへのブリムストーン2ミサイル搭載研究を受注

BAEシステムズ、タイフーンへのブリムストーン2ミサイル搭載研究を受注

BAEシステムズは、2014年6月19日、イギリス国防省からタイフーン戦闘機にブリムストーン2空対地ミサイルを搭載する研究契約を、500万ポンドで受注したと発表しました。

ブリムストーン2ミサイルは、ヨーロッパの多国籍企業MBDAが開発・生産する近接航空支援に有効な小型の空対地ミサイルで、ミリ波レーダーとセミ・アクティブ・レーザーの2つのモードで誘導されます。タイフーンの場合3連装ランチャーを最大4基装備でき、12発ものブリムストーン2を搭載することができます。

BAEシステムズではミサイルを搭載した際の空力特性を評価するために、ランカシャー州ウォートン施設で風洞試験を開始しています。イギリス空軍へは2018年までに有効な搭載方法を提案します。これによりタイフーンのスイングロール機能が強化されるとしています。

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