ウクライナのヴォルガ・ドニエプル航空は2014年6月19日、トルコで製造された新型攻撃ヘリコプターT129の試作機を、トルコのアンカラからドイツのベルリンへ輸送したと発表しました。
T129の回転翼、垂直尾翼などを取り外し、IL-76TD-90VDに搭載する様子の画像が公開されています。T129の高さは3.4メートルのところ、取り外し可能なパーツを外したことから3.17メートルとなり、各種パーツもIL-76TDに搭載し、輸送しました。これはベルリンで開催されるILAベルリン航空ショーで展示するための輸送でした。
T129はトルコの航空宇宙企業ターキッシュ・エアロスペース・インダストリーズと、イタリアのアグスタウェストランドが開発した攻撃ヘリコプターで、アグスタウェストランドの攻撃ヘリコプターA129マングスタが基になっています。