国際航空運送協会(IATA)は2014年6月19日、加盟する各社に対して、乗客が快適に航空機を利用できるよう、IT(情報技術)を使用したサービスを充実させるよう提言しました。これはIATAのトニー・タイラー事務総長兼CEOが発表したものです。
提言の中では、SMSや電子メールを使った航空機の運航状況や、搭乗手続きの開始といった情報の提供、自宅でバゲージ・タグを印刷できるサービスの提供、乗客が預けた荷物の紛失や取り違えをなくすといったアイディアが盛り込まれています。
タイラー事務総長は、「私たちは飛行機を運んでいるのではなく、人や貨物を運んでいるのだということを常に忘れてはなりません」と述べ、取り組みの重要性をアピールしました。