ドイツ空軍、2019年までにA400Mを40機配備

ドイツ空軍、2019年までにA400Mを40機配備

ドイツ空軍は2014年6月26日、エアバスA400M輸送機を11月から受領し、2019年までに40機を配備してトランザールC-160と交代させると発表しました。

トランザールC-160は、フランスとドイツが共同開発した戦術輸送機で、1963年2月に初飛行しました。1967年からフランスとドイツ、南アフリカ、トルコ各空軍に配備され、ドイツ空軍では90機が配備され約50年間で120万時間以上飛行しています。

トランザールC-160は、ヨーロッパ域内で約15トンのペイロードを輸送することを想定して作られた機体のため、昨今の重装備化や国際援助での長距離飛行には対応できなくなっていました。

ドイツ空軍向けのA400M初号機となる製造番号(MSN)「018」は現在、スペインのセビリア工場で最終組立が行われています。

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