ノースロップ・グラマン、アメリカ海軍からE-2D 25機を受注

ノースロップ・グラマン、アメリカ海軍からE-2D 25機を受注

ノースロップ・グラマンは2014年6月30日、アメリカ海軍からE-2Dアドバンスド・ホークアイ25機を、固定価格36億ドルの複数年契約で受注したと発表しました。この契約でE-2Dの受注は合計50機になりました。

Northrop Grumman Navy's E-2D Advanced Hawkeye

E-2Dは、アメリカ海軍の新しい空母艦載用早期警戒・管制(AEW&C)機で、従来のE-2Cのレーダーより2世代進んだAN/APY-9レーダーを搭載し、より遠くの目標をより多く捕捉できるほか、最新のアビオニクスやグラスコクピットを採用しています。すでに13機がアメリカ海軍へ納入され、2014年後半には初期作戦能力(IOC)を獲得する予定です。

複数年契約は、ノースロップ・グラマンと協力会社が効率的で安定的な生産ラインを維持することができ、大幅なコストダウンが実現します。メーカーにとっても、海軍と納税者にとっても「Win-Win」な方法で、アメリカ海軍はこれにより3.69億ドルを節約したとしています。

航空自衛隊も現有のE-2Cの後継機を検討していますが、E-2Dが最有力候補と見られています。

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