ボンバルディア、Cシリーズのテスト飛行を近く再開へ 【動画】

ボンバルディア、Cシリーズのテスト飛行を近く再開へ 【動画】

ボンバルディアは2014年7月12日、開発中のCシリーズの状況についてアップデートしています。2015年後半の営業飛行に向けた認証取得にむけたスケジュールは変更していません。

5月30日にCシリーズの試験飛行初号機「FTV1」、機体記号(レジ)「C-FBCS」のエンジンで発生したインシデントを受け、プラット・アンド・ホイットニーとの調査で対策を講じていますが、すでにエンジン始動もはじめており、成熟性を高めること、ソフトウェアでの変更を含め、近く試験飛行が再開できるとしています。

このほか、Cシリーズで初めて機内装備を搭載する「FTV5」の最終組立は終了し、電波障害(EMI)試験と落雷試験を終了し、今後は塗装を行った後にシートを装備します。この完了後に、試験飛行に加わり、機内快適性のテストを行います。

初のCS300、製造番号「55001」で「FTV7」は、最終組立を終え、電源投入も行っています。2014年末に初飛行に向けた準備が順調に進められています。

ボンバルディアではインシデントの発生で予期せぬ出来事はあったものの、Cシリーズの構造試験のうち、80%以上の工程は完了したとの見解を示しており、この分野では大きな進展を見せているとしています。大きな問題点はなく、予定通りのスケジュールで完了できるとしています。

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