アグスタウェストランドと三井物産エアロスペースは2014年7月14日、横浜市消防局からAW139の2機目を受注したと発表しました。ファンボロー・エアショー会場で発表されました。
横浜市消防局は2013年7月1日、AS365N2からAW139に機材更新しており、今回発注の2号機は2015年に運航開始される予定です。政令市では初めての高性能ヘリコプターの導入で、横浜市は2機体制となります。
AW139のエンジン出力はAS365N2の1,466馬力から3,358馬力へ向上し、2基あるエンジンの1つが停止しても、ホバリング飛行を継続でき、救助活動の継続性、安全性が向上します。航続距離も702キロで、横浜ヘリポートから函館、大分県へ無給油で飛行ができ、広域の応援体制が強化されます。
なお、AW139の1号機にはウェザーレーダー、衛星航法システム(SBAS)に対応したGPS、TCAS、サーチライト、カーゴフック、レスキューホイスト、消火タンク、FLIRが搭載されています。