F-35Bのファンボロー・エアショー出展、逆転はあるのか!?

F-35Bのファンボロー・エアショー出展、逆転はあるのか!?

アメリカ国防総省の高官は、2014年7月14日、「ファンボロー・エアショーにF-35を出展するかは安全が第一だ」と話し、事故調査に目処がつかなければイギリスへの飛行を許可しない方針を明らかにしました。

アメリカ政府は、イギリス空軍と海軍が採用するF-35を世界で初めて国外で一般公開するイベントとして、2014年7月11日から13日のRIATと7月14日から20日のファンボロー・エアショーを選び、準備を進めていました。しかし、6月23日にエグリン空軍基地(AFB)で空軍のF-35Aにエンジン火災事故が起き、7月3日から全機飛行停止の措置がとられ、イギリスへの飛行に直前でストップがかかったままです。

そのためイギリス海軍空母HMSクイーン・エリザベスの命名式とRIATには参加できず、ファンボロー・エアショーへの参加も難しい状況になっています。空軍と海軍の高官も「うまく行けば調査結果が出て飛行が再開されるかもしれない。しかしそれを予断したくはない。安全が第一だから」と話しています。

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